So-net無料ブログ作成

出張でビジネスホテルの予約がとれない。いまや訪日観光客の拠点。

 先日、大阪の出張でヒヤリ、仕事のことばかり考えていて宿をとることをすっかり忘れていたのだ。
案の定、数日前ではほとんどのビジネスホテルが満室状態。
結局、高めのホテルで予約できたが、出張経費は完全にオーバー。自腹を払い仕事に行く羽目になった。
 
 この嘆きは、最近よく聞く話だ。
原因は訪日観光客、特に中国人観光客がビジネスホテルを拠点として瀑買いをしているらしい。
このビジネスホテルに宿泊する中国人たちは、どちらかというと裕福ではない、いわゆる中産階級層の人たちのようで、マナーがあまりよろしくない。フロント前からエレベーターの中、朝食のバイキングでも、すべてが自分たちの世界。周囲の迷惑や配慮など関係なく、大声で話しまくっている。
基本的に静かにするという文化がないのだろう。
これでも、中国本土にいる時に比べれば、よそ行きモードになっているというから、日本人とはやはり精神的に大きな隔たりがあるのかもしれない。
 
 しかし、経済面では中国さまさまで、百貨店やホテルなど相当な恩恵を受けている。多少の迷惑も我慢のうちなのかもしれないが、我々のような一般のサラリーマンにとっては心地よいものではない。
とにかく、観光客が安いビジネスホテルを活用し、仕事のためにビジネスマンが赤字覚悟で高い観光用のホテルに宿泊するのでは本末転倒である。観光立国も良いが、儲ける事ばかりでなく、日本のビジネスマン実情にもう少し目を向けてもらいたいものだ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

横浜市マンション杭データ改ざん事件。姉歯事件とどこか似た匂いを感じる。

 横浜市都筑区のマンションの杭データ改ざん事件は施工請負の三井住友建設の2次下請である旭化成建材の現場管理者の不正であることが明らかにされてきた。販売元の三井不動産レジデンシャルは早々にマンション建て替えの意向を発表。会社のブランドイメージダウンの払拭に必死のようだ。元請負の三井住友建設はほかの未調査杭について確認を急いでいる。いくら下請けの不正と言えども元請けの責任は逃れることはできない。
 これまでの報道では、70本の杭はすべて6人の作業チームが担当しており、データの流用の理由として、現場の担当者は最終的に記録を提出するときに紛失したとか、記録する装置のスイッチを入れ忘れたなど、いささか訳の分からない弁明をしている。
 旭化成建材といえば、年商500億円を上回る業績で、世間でいえば大手企業の類に入る。そこの企業の仕事としてはあまりにもお粗末で到底考えられない。しかも、その担当者は年数的に十分な経歴を有していると言うから、とても信じがたい事態だ。
 しかし、腑に落ちない点もいくつかある。
まず、杭工事の一次下請けは日立ハイテクノロジーズ、その下に問題の旭化成建材がいる。なぜ、半導体装置の製造、販売している日立ハイテクノロジーが杭工事をやっているのか。ホームページで事業内容を調べても建築の基礎工事は出てこない。実態は商社のようで、本当に工程や安全、品質や技術的な判断ができる会社なのか、いささか疑問を感じる請負形態である。
 それから、今回の事件は杭長が足りなかったことが原因であるが、当初の設計値より支持地盤が深ければ、杭が深くなった分の追加費用や工期の延長は、元請の建設会社は当然受け入れ、発注者はそれを受け入れるべきと考える。もし、それを認めなければ当然、こうした事態が発生することも予想される。また、下請けの力で何とかなるレベルの問題ではない。姉歯事件も一人の建築士の犯した偽装であったが、これには発注者側からの強い力、個人一人が屈するような力が、大事件へ導いた経緯があった。今回の場合は、正直よくわからないが、何かにたような匂いも感じる。今後、事件はどう展開してくるか、もう少し全容眺めてみることにしよう。
 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

村上春樹インタビュー集を読んで

 こんなタイトルでブログを書いているけど、実はまだ村上春樹の小説を一度も読んだことはない。ただ、ノルウェーの森のころから出版されるたびに世間が大騒ぎになるので、ずっと気になっていた。私自身、本を読むのは好きな方だが、小説よりもビジネス書や歴史などの実体験や史実を好む傾向があり、どちらかというとノンフィクションは苦手であった。今回、たまたま入った本屋に、「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです:村上春樹インタビュー集1997~2009」が山積みにされていたので、手に取ってパラパラめくり、斜め読みをしてみた。すると結構、心に響く言葉や文面など、思った以上に惹きつけられ、まずは村上春樹の入門編ということで、この1冊を買ってみることにした。

 さて、この本は12年間の国内外からのいろいろなインタビューのやりとりが村上春樹流にまとめられているもので、彼の小説を知るうえでも非常に参考になる。そこには読者や批評家の一方的な視点と違い、作家からの思いや作法のテクニック、あるいは本音の一部など記載されており、小説に対する私の偏見も少し一変させられた。

 まず面白いと思ったのは、物語の展開が自分でどうなるかわからない。楽しみながら書いているということだ。逆に書き上げた後の作業が大変で、何度も読み返し、納得のいくまで修正を繰り返し、文章の完成度を上げているという。また、短編小説などは最初にキーワードから、イメージを膨らませ物語にしていくらしい。彼独特と言われる作風はこうして生まれるようだ。

 しかしなぜ、村上春樹がそんなに売れているのか。しかも全世界から注目されている。
ひとつは現代社会の価値観、特に若い層の人たちが求めているものと、彼が描く世界に、ある種の共感するテーマがあるのだろう。彼の小説を読んでいる訳でもないので、知った被ったことは言えないが、たぶん、読んでいて感じる心地よさ、また次にどんな話があるのかとグイグイ引っ張られる感触、それに引き込まれていくものと思う。つまり、作者と読者の周波数がフィットし、小説の中で一緒に楽しんでいるのではないかと想像する。 
 また、このインタビュー集でも感じるが、文章、言葉がわかりやすく、丁寧だ。しかしながら、読んでいるうちに奥深さが残る。ここは文章的なテクニックを駆使しているらしい。作者の一方的な思いで読者を誘導せず、自由に考えを尊重させる。そんな作風も功を奏しているのではないか。まあ、難しいことはわからないが、1冊読むと次も読みたくなるというのだから得るものがあるのだろう。
 

 そのほか彼の日常であるが、規則正しい毎日の生活も意外であった。一般的な作家のイメージといえば、不規則で、一日中机に向かい運動不足、タバコをスパスパで、非常に不健康な生活、こんな生活スタイルを想像する。しかし、これの真逆で、毎日4時起床、8時30分睡眠。そして約10kmのジョキングないし1500mの水泳を欠かさず続けているという。本人は小説を書くにはものすごいエネルギーが必要で、体力がなければできる仕事ではないと語っている。こうした精神的な健康さが、作品にも良い影響をもたらしているのだろう。

 それから、彼自身、インタビューは好きでなく、テレビやラジオなどのメディア出演はないと言っている。確かに本人の話している姿は観たことがない。 偉ぶるところもなく、謙虚でまじめな感じが漂う、そんなインタビュー集であった。まず、代表作ノルウェーの森を読んでみよう。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

ノーベル賞、コツコツまじめな人たちに大きな励みを与えてくれた。

 先週は日本人のノーベル賞が連日決まり、おめでたい1週間であった。
化学賞、文学賞も、もしやと思ったけれど、それは欲張りすぎ。
ノーベル賞にはどんな賞より格別で最高の栄誉がある。
なによりも今回の受賞者は2人とも地方大学出身者、東大出身の最高の頭脳でエリート街道をまっしぐらという人たちではない。そのせいか親近感が湧き、自分たちも頑張ればすごいことができるかもしれないと、特に若者には大きな励みになったのではなかろうか。
 
 大村さんや梶田さんのインタビューを聞いていて感心することは、共通して「謙虚」である。大村さんは自分の仕事のほとんどは微生物がやってくれて、こんな賞をいただいて良いものかと、研究成果の自慢話など一切せず、ただ嬉しそうに受け止めていた。また、梶田さんは偉大なる先輩指導者が自分を導き、この成果はプロジェクトみんなのものとひたすら感謝の言葉を述べている。
 
 こうした話を聞いていると、やはり「受賞すべき人」が受賞 するとつくづく思う次第である。我々、俗社会の中に生きていると常に儲けるために何をすべきかばかり考えている。研究開発も人のためというよりも、企業利益が最優先で社会貢献などはたいてい二の次である。中には人や社会のためにならないもので、大儲けということも少なくない。そういう意味でも、このノーベル賞は科学的水準の高さ(頭の良さ)だけでなく、地味な仕事でも世の中のために貢献する人たちにスポットを当ててくれる非常に意義ものだ。
 
 11月になると文化勲章の発表があるが、ここにはいつも特等席にいる権威ある偉い人たちばかりが受賞する。サザンの桑田さんは例外的であったが、最高位ではなかったと思う。日本の賞制度はまだまだ権威志向であり、賞がまさに権威そのものになっている感じもする。できれば、もっと日本を元気に、また感動させる賞にしてもらいたい。 
 
 賞はある意味で大きな励みになり、またそれに刺激され頑張る人たちもいる。いまの日本は、減点主義が蔓延し、息苦しい社会になっている。もう少し、誉めて元気にさせることが大切だ。地味な仕事でもコツコツとやることにもっと社会が暖かく、観るべきであろう。人のため、社会のために仕事を行い、その報酬として利益を得る。それが大事な精神と考える。今回のノーベル賞はまさにそうした精神の最高の栄誉賞であることを感じさせられた。。 
 
 
 
 
 
 
 
 

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

業務の効率化、これは楽をすることではない。 [社会・生活]

 業務の効率化、無駄を省く、選択と集中。

 企業の中でよく耳にする言葉である。
それを実行することで、企業はより強くなるように聞こえる。しかし、実際はどうか。 確かに業務の効率化によって良い成果がでている企業もあるが、逆のパターンの方がはるかに多い。それはなぜか・・・。
 
 これは物事の捉え方にあると考える。効率化の意味であるが、複雑な仕事を工夫によって合理化し、 作業をはかどらせることが本来の目的であろう。だが、これをはき違えると面倒な仕事を省き、いかに仕事の量を減らせるか。こうした思考回路が働く人がいる。面倒な仕事こそ、実は利益の種があり、また大きな成果を成し遂げるための要素が含まれていることが多い。また、その仕事を省くことで質が大きく低下する可能性もある。
 
 これと似たケースで、資料をA4一枚に簡潔にまとめろという指示がある。これも本来は数十枚くらいの内容を1枚に搾り上げろという主旨であるが、人によっては数十枚どころかたった2,3枚の内容を1枚に圧縮するだけで提出してしまうのもいる。だから内容はやはり希薄であり、実際は10枚しっかり書いてある方がはるかに優れたレポートである。むしろ、読む側が努力すればいいことなのだ。
 
 選択と集中もじつは省く方が難しいが、たいてい楽な方を選んでしまい、結果的に苦労して芽を育てなければならないものを紡ぎ取ってしまう。結局、経営者やリーダーの資質によって、業務の効率化、選択と集中、これらの実行するカタチは天と地ほと違ってくる。 結局、楽しようとするサラリーマン的意識が根底にある限り、うまくはいかない。効率化とは頭脳で汗をかき、決して手を抜くことではないことを自覚しなければならない。
 
 よくある話だが、自分たちの仕事をどんどん省力化させ、気が付いたら外注だらけ。その結果、仕事の進捗が遅くなり、外注費がかさんで競争力も大幅に低下し、そして業績は大幅に悪化。本当の業務効率とは、自分が人よりも少しでも多くの業務をこなし、時間とお金を稼ぐこと。これが本来の姿であろう。
 
 ここで書いたことは極端な事例かもしれないが、似たケースは結構あるのではないか。これは現在、自分の身の回りで起きている事で危機感を感じ、記したものである。 
 
 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog