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日本は自然災害大国だ。 [環境・自然]

 季節外れの大型台風26号は伊豆大島に記録的な集中豪雨と予想を遥かに超える土石流を引き起こし、尊い多くの人命を奪うことになった。来週には更に勢力を増してきている台風27号が日本に大接近するという。いまは大惨事にならないことを祈るしかない。

 しかし、日本は本当に自然災害が多く、つくづく住むには厳しい国と思う。地震、津波、竜巻、台風、そして豪雨。1年中、どこかの地域で何かが起こっている。こんな厳しい環境の中で、生きていかなければならない日本人はやはり忍耐強いのか。

 大災害が起きて、不幸や被害が自分に降りかかっても、人々は冷静に行動し、秩序を保とうとしている。世界中の国の人々はそんな姿に驚きを隠せないようだ。

 おそらく、日本人は自然災害にはある程度慣れおり、それが起こった場合でも、そこそこの覚悟は備えている。たとえば首都圏に住む人ならば、いつか関東大震災のような大地震が発生すると自覚しているし、都市が災害に脆いことも十分承知している。だからといって、その地で生きている以上、ジタバタしても仕方がない。考えたくはないが、そんな覚悟が基本にあると思う。

 また、人々が自分勝手な振舞いで混乱を起こせば、更に事態が悪化し、忍耐強く協調することが一番得策だという事も、何気なく頭にインプットされている。それはこの地で多くの災害を経験してきた先達からの知恵もあろう。

 日本は自然災害が多い反面、自然に恵まれている。四季があり、山、川、海の豊富な幸がある。まさにハイリスク、ハイリターンの自然大国である。温暖な気候の中、ノンビリ、穏やかで、控えめな民族に観えても、ひとたび大自然が猛威を振るえば、それと戦わなければならない。厳しい自然が日本人の心身を強く鍛えている。

 いま日本が集団的自衛権の行使を行うことに、近隣諸国、とくに中国、韓国は神経をピリピリさせている。我々が考える以上に彼らは日本という国を警戒している。第二次世界大戦時の歴史的な背景だけではない。もしかしたら、それは人間の力を遥かに超越した大自然を相手に、冷静さを崩さない日本人に対して、何か不気味さを感じさせているのではないだろうか。自分たちは当たり前と思っていることも、外から観れば脅威になることもある。とにかく、日本人は常に自然と戦っている。

 さて、明日は大型台風27号と戦う準備をしなければならない。まずは建物周囲の点検と防災用品、防災食の買い出しに行かなくては。


建設業から超インフレが始まっている。 [産業・企業]

  インフレターゲット2%目標。

  不況にあえいでいた一昨年前に打ち出された日銀の大転換策である。だが、現在予期せぬことが起こり始めている。

  建設業界では異常インフレが発生している。2%どころではなく、20%、30%と一桁違うレベルの話だ。東北の復興、オリンピック需要、そして次々打ち出されるアベノミックス政策。これまでの需要と供給が一気に逆転し、20年前のバブル時と同水準か、あるいはそれを超える勢いのインフレ上昇が始まったのだ。

  いまや建設業では鉄筋やコンクリートの資材の高騰に加え、人手不足、型枠工や鉄筋工を確保するため高い賃金を払わなければ確保できない状況らしい。仕事が多くなったことで潤ったように思えるが、実際は採算割れで窮地に追い込められている方が多いようだ。まさにインフレの悪い面が出始め、深刻な状況になっている。

  これは建設業に限ったことではない。いまは活気に満ちて、良い感じで展開している業界も、おそらく同じ状況を辿る可能性が高い。われわれの生活にジワジワと押し迫っているようだ。はたして、日銀や政府は上手く経済をコントロールできるのだろうか。

  景気の上昇は、みんなが望んだことであるが、想定以上のダメージを覚悟しなければならない状況になったと言えよう。バブルの二の舞にならないように、政治はしっかり舵を取ってもらいたい。