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業務の効率化、これは楽をすることではない。 [社会・生活]

 業務の効率化、無駄を省く、選択と集中。

 企業の中でよく耳にする言葉である。
それを実行することで、企業はより強くなるように聞こえる。しかし、実際はどうか。 確かに業務の効率化によって良い成果がでている企業もあるが、逆のパターンの方がはるかに多い。それはなぜか・・・。
 
 これは物事の捉え方にあると考える。効率化の意味であるが、複雑な仕事を工夫によって合理化し、 作業をはかどらせることが本来の目的であろう。だが、これをはき違えると面倒な仕事を省き、いかに仕事の量を減らせるか。こうした思考回路が働く人がいる。面倒な仕事こそ、実は利益の種があり、また大きな成果を成し遂げるための要素が含まれていることが多い。また、その仕事を省くことで質が大きく低下する可能性もある。
 
 これと似たケースで、資料をA4一枚に簡潔にまとめろという指示がある。これも本来は数十枚くらいの内容を1枚に搾り上げろという主旨であるが、人によっては数十枚どころかたった2,3枚の内容を1枚に圧縮するだけで提出してしまうのもいる。だから内容はやはり希薄であり、実際は10枚しっかり書いてある方がはるかに優れたレポートである。むしろ、読む側が努力すればいいことなのだ。
 
 選択と集中もじつは省く方が難しいが、たいてい楽な方を選んでしまい、結果的に苦労して芽を育てなければならないものを紡ぎ取ってしまう。結局、経営者やリーダーの資質によって、業務の効率化、選択と集中、これらの実行するカタチは天と地ほと違ってくる。 結局、楽しようとするサラリーマン的意識が根底にある限り、うまくはいかない。効率化とは頭脳で汗をかき、決して手を抜くことではないことを自覚しなければならない。
 
 よくある話だが、自分たちの仕事をどんどん省力化させ、気が付いたら外注だらけ。その結果、仕事の進捗が遅くなり、外注費がかさんで競争力も大幅に低下し、そして業績は大幅に悪化。本当の業務効率とは、自分が人よりも少しでも多くの業務をこなし、時間とお金を稼ぐこと。これが本来の姿であろう。
 
 ここで書いたことは極端な事例かもしれないが、似たケースは結構あるのではないか。これは現在、自分の身の回りで起きている事で危機感を感じ、記したものである。 
 
 

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