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腸内フローラ、ミトコンドリアを活性化させることが、健康の秘訣。 [医療・厚生・食品]

 医学関連の本を読むと、「人間は自分の力で生きているのではなく、生かされている」とつくづく思う。
 
 人間の体の中には別の生物が共存しており、その生物の活性化こそが、人間の生命に重要な役割を果たしているという。その生物のひとつが細胞内のミトコンドリア。もう一つは腸内にいる細菌、いわゆる腸内フローラだ。

  ミトコンドリアは、太古の昔、人間の祖先がまだ単細胞生物であったときに、ひょんなことから細胞内に侵入し、それ以来ずっと我々のからだに住み着いており、まさに共生共存の関係にある。そのミトコンドリアは呼吸から酸素を吸収して、エネルギーを放出する物質をつくりだす働きを担う。つまり我々の元気の源となるエネルギーはミトコンドリアによって生産されているのだ。
 
 それから、腸内フローラ。これは体内に入った病原菌を撃退したり、ビタミンの合成や脳内や中枢神経で働く神経伝達物質であるドーパミンやセロトニンなどを生産、また免疫をつくったり、バランスを整えたり、様々な役割をしている。腸内には約300種類、100兆個の細菌によって、 私たちの体の機能を助けてくれるのだ。 
 つまり、これらの別な生物(寄生生物?)と良い関係で共存されなければ、私たちの健康は維持できない。しかし、我々は極度のストレスや暴飲暴食、タバコや酒など、彼らに悪いダメージを与え続け、結果的に自ら病気のもとを作り出しているように思える。
 ミトコンドリアは、体内の酸性と酸素不足、また筋肉の運動不足などが活力を失う原因とされ、腸内細菌も偏った栄養源や抗生物質等の薬剤投与によって菌のバランスが崩れ、腸内の栄養吸収作用の低下により、体全体のメカニズムを狂わせてしまうらしい。 
 昔から健康のためには「正しい食事と適度な運動、そして深呼吸をすること」が大事と言われるが、それはミトコンドリアや腸内フローラに活力を与えるための手段であり、実は人間の脳や臓器を直接活性化させているのではないということなのか。とても不思議な感覚になる。

 こうなると、体調不良、具合が悪いからといって安易に薬を飲み続けることは、よく考えなければならない。いままで健康診断で示される数値はあまりピンとこないが、実はミトコンドリアや腸内フローラの活性状況を把握する上では、よいバロメータなのだろう。
 例えば余分なコレストロールも腸内菌が排出する役目を担っているが、この数値が高いということは脂肪摂取量と菌のバランスが崩れていることが言える。つまり脂肪を分解する腸内細菌が悲鳴をあげているということだ。そうした視点で診断表を見るとうまく共存共栄が図られているかよくわかる。
 
  生かされているがゆえに、「より良く生かされるための努力」をつねに心がけることが健康の第一の秘訣と言えそうだ。
 

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