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新国立競技場、ゼネコンの総合力を発揮してもらいたい。 [社会・生活]

 新国立競技場の締め切りに、当初案のザハさんが断念した。一緒にやるゼネコンが見つからなかったからと言う理由だ。それはゼネコンにとって、最初に予算が決まるから恐怖だろう。いくら縮小したといえ、ザハさんのデザインへの妥協はなさそうだし、今度は国民の目がしっかり向いているから安易に増額できない。当然と言えば当然。結局、日本を代表する著名な建築家である伊藤豊雄氏、隈研吾氏と大手設計事務所、大手ゼネコンの2グループに絞られた模様だ。
 
 今回はデザインもあるけど、機能とコストが最優先される。 
 一般的な仕事の流れは、「建築家→設計事務所→ゼネコン」というのが本筋であろうが、今回はハイレベルな建築技術といかにコストを抑えるかというノウハウが非常に求められる。ゼネコン抜きでは考えにくい。つまり、先ほどとは逆に「ゼネコン→設計事務所→建築家」という流れが実質ではなかろうか。ゼネコンの構想に対して、設計事務所が図面化し、そして建築家がデザイン的に監修するというパターン。世間的に違和感があるかもしれないが、「ものづくり」としては決して悪くないと考える。
 
 ゼネコンはいつも悪玉に上がっているが、最終的に品質やコストの責任を負わなければならない。特に品質は末端の職人レベルのものづくり感で決まってくる。それを統括するのもゼネコンであり、日本の品質の高さはそうした現場の力によって支えられている。 今回の新国立競技場は技術的にも、地震対策やゼロエミッション、高耐久性、維持管理費がかからないなど様々な課題をクリアしなければならない。デザインで目立つことよりも、こうした本質的な機能で、世界を驚かせるような建築を、ゼネコンは総力を挙げて提案してもらいたい。国民もそれを期待しているのではないか。
  

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