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災害で思う。地名にはメッセージが込められている。 [社会・生活]

 先週放映されたNHKスペシャル「巨大災害MEGA DISASTER」日本に迫る脅威と大避難、命をつなぐシナリオが、まさに現実になってしまった。

 関東地方を襲った記録的な豪雨は凶暴な濁流になり、 下流地域の堤防を決壊し、あっという間に住宅地を飲み込んだ。記録によると48時間の雨量が日光市今市589mm、鹿沼市480.5mm、栃木市400.5mm、いずれも観測史上最大で、夏場2か月分の雨量と同じというから異常事態である。

 番組の中で気象学者が絶対ありえないことがいつ起きてもおかしくないと話していたが、本当にそうなってしまったのだ。

 今回は地方の田園地帯での被害であったが、都心で起きたらどうなるか。これは想像を絶する光景が目に浮かぶ。特に東京の荒川や隅田川河川の決壊は都心機能を決定的に壊滅させる。特に多くの人が集まる地下街や地下鉄などは完全に水位以下、階段は濁流の流れ道になり、のぼることはまずできない。逃げ場を失った人たちが限られた避難口に殺到しパニック状態になる可能性は極めて高い。もし、自分がその場所にいたらと考えるとゾッとする。

 今回の教訓から、河川の水位が異常に上昇したならば決壊を前提に、すぐに避難警報を出してほしい。まず、地下鉄などの交通はいち早く対策を取り、地下街は全員避難警報を出すべきだろう。多少のパニックは止む負えない。決壊してからでは間に合わないのは、今回の件でよくわかった。

 台風の時期は完全に終わったわけでく、記録的豪雨はこれからも続く可能性はある。油断大敵だ。

 今回の氾濫の源になった鬼怒川と黒川、ともに名前が気になる。家々を倒壊させる川の濁流は 鬼が怒ったようであり、黒く濁っている。もしや先人たちもかつての体験から、この川の恐ろしさを忘れないために名付けたのかもしれない。また、浸水で被害の大きかった鹿沼も水がたまりやすい地域だったこともうかがえる。東京の荒川、隅田川(かつては墨田川)もどことなく鬼怒川、黒川と似ている。何か意味が込められているようだ。

 防災対策も大切だが、やはり普段からの意識、そして恐ろしさを忘れないことが重要である。そうしたメッセージを感じさせる地名が日本各地にある。災害が起きると「なるほど」と思う。日本は昔から災害に向き合っている国であるとつくづく思うところである。


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